設定が正しいにもかかわらずメールの送信ができない場合には、ふたつの可能性があります。
- メール受信前にメールの送信をしている(POP BEFORE SMTP)
- ご利用の接続プロバイダによる送信ポート規制(Outbound Port25 Blocking)
◆メール受信前にメールの送信をしている(POP BEFORE SMTP)
メールの送信は、一度メールを受信してからでないと出来ません。これは、迷惑メールを防止する為のPOP BEFORE SMTPという対策です。ご了承くださいませ。
一度受信をした後は、30分間は受信を経ずに送信できます。
メールソフトが自動的にメールの送受信を行う場合、アウトルックなどは[送信 → 受信]の順に動作する場合、エラーが表示されます。このエラーメッセージを無視し、もう一度送受信の動作を行うと送信できます。
■ エラーメッセージを出さない方法
- 次のいずれかの方法でエラーメッセージを回避できます。
- ダイヤルアップでご契約のプロバイダ様のSMTPサーバを使用する。
- 送信、受信の動作を別々に行うことが出来る場合、最初に「受信」をし、次に「送信」を行う。
- 以下の手順を行う(アウトルックの例)
- まず、「送受信後に自動的に回線を切断する」というご設定を解除します。これは、接続する度毎に、割り当てられるネットワークアドレスが異なる場合が多いためです。
- メニューバーより「ツール」→「オプション」→「メール配信」 タブを選び、「送受信お呼び更新が終了したら切断する」 のチェックをはずします。
- 次いで、送信するメールを一度、「下書き」など他のフォルダに移動させます。
- 送受信ボタンを押し、一度受信の動作を完了させます。
- 先に「下書き」など他のフォルダに移動させたメールを開き、通常の送信操作を行います。
- 送信予定のメールを開いた状態で、
「ファイル」→「フォルダへ移動」→「下書き」
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